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DXへの取り組み

トップメッセージ

当社グループでは、AIやIoTを活用したサポート体制の構築に取り組み、デジタル技術を駆使した革新的なソリューションの開発と生産性の向上を通じて、製品ライフサイクル全体にわたる価値をお客様に提供してまいります。​

昨年にはDX推進委員会を立ち上げ、各チームの活動が本格的に始動しました。生成AIやRPAなどの活用事例が着実に増加し、部門を越えた横展開も進んでおり、現場レベルでの変革が加速しています。​

DXの推進は単なる技術革新にとどまらず、組織力の強化にも重要な役割を果たします。私たちは人的資本への投資を積極的に進め、デジタル技術に精通した人材の育成を加速させています。​​

さらに、次世代燃料対応機関の開発や、サービタイゼーションによる新たなビジネスモデルの構築を通じて、持続可能で強固な経営基盤の確立を目指しています。​

これらの取り組みは、単なる業務効率化にとどまらず、企業としての競争力を高め、社会に対してより大きな価値を提供することにつながります。今後も全社一丸となって、変革を力強く推進し、未来に向けた成長を実現してまいります。​

代表取締役社長

DX行動指針

DX戦略・DXによる価値向上

統合データ基盤の構築と活用によるバリューチェーン全体での価値創造・効率化実現

従来まで各部門、各システムに点在し、分断されていた業務データを誰もが活用できるよう仮想的に一か所に統合したデータ基盤を構築してバリューチェーン全体で利活用できるようにする。具体的には顧客オーダー製品単位の「受注仕様~個別設計内容~生産時データ~アフターメンテナンス情報」を一貫で見えるようにして顧客価値創造と業務効率化を行う。

DXスキル向上による全部門の業務プロセス刷新

社員のDXスキルを向上して各自の業務改革/改善が自発的に起きるよう、DX市民を増やすための生成AI、BI、RPAの教育を進めるとともに環境整備を行う。業務改革で構築されたデータベースは順次統合デー夕基盤に組み込まれ、利活用される。

サービタイゼーション事業のためのデジタル基盤の構築

お客様価値向上を行うために何をすべきかを考えて、お客様対応を迅速化する営業ツールおよび納入製品に関わるお客様対当社間の情報デジタルツールを開発する。

データに基づくマネジメント革新

経験や勘による意思決定ではなくデータドリブンな判断決定ができるよう、統合データ基盤にバリューチェーンデータに加えて経営情報も統合しダッシュボード化する

人的資本経営の実践(働き甲斐と自らの成長を生む職場環境の実現)

挑戦と学習に基づく人材育成を通じて事業環境の変化に迅速に対応しながら、個人の成長と組織の成長の同時達成を目指す。

DXを進める全社組織体制

①DX推進委員会

DXを効果的に推進するために、社長直下に設置

社内にテーマ別チームを立ち上げ推進中

②ステアリング会議 経営層とDX事務局が毎月開催し、各施策やチームを方向づけ
③DX推進事務局 ICTおよび各部門からのメンバーで構成し、 DX推進の実​務を遂行

DX人材育成

DX人材育成施策

全社員向けリテラシー向上施策としてeラーニングを全社員向けに行うほか階層研修や選抜研修を行っています。​
 ①DX市民開発者を増やすための各ツール教育​
 ②DX市民開発者の中から全社DX施策(チーム)を推進してもらうためのキャリアパス別の選抜教育​
 ③DXに関わるの質問投げかけや提案などが自由にできる社内SNSの運営

最新の情報処理技術を活用するための環境整備

①統合データ基盤、②AI・データ分析/DX市民開発環境、③クラウドサービスを構築、整備しDX戦略を推進してまいります。

①統合データ基盤

バリューチェーン全体での価値創造・効率化を実現するための統合データベース。

各種の業務システムや社内外の交換データを集約し、データ活用を促進する仕組みとして整備・構築。この基盤を活用し、データ分析やダッシュボード化することで、企業としてのDXを推進。

② AI・データ分析/DX市民開発環境

全部門の業務プロセス刷新を推進すべく、生成AIやRPA・BIツールなどの活用を促進する環境。

各種ツール利用の教育、社員のDXスキルを向上と合わせて、業務改革/改善が自発的に起きるように環境整備。

③クラウドサービス
サービタイゼーション事業に必要なデジタルツールを提供する共通環境・デジタル基盤。

お客様と当社をつなぐクラウドサービス環境を整備・構築する。この上に、お客様対応を迅速化する営業ツールやお客様と当社間の情報デジタルツールを追加。

戦略の達成状況に係る指標